フランス王妃を笑顔にした『幸せのお菓子』
15世紀、当時のフランス国王が婚姻に際し、笑顔の少ない王妃ジャンヌの為に菓子職人に作らせたことが始まりとされており、このカリソンを食べた王妃がほほ笑んだことから『幸せのお菓子』と言われています。
カリソンとは
カリソンとはアーモンドにフルーツの砂糖漬けやオレンジの花のエキスなどを入れて練り合わせ菱形に象った南仏プロヴァンス地方の伝統的なお菓子です。表面にグラス・ロワイヤル(卵白に粉砂糖やレモン汁などを加えて練った砂糖衣)がかけられており、花びらのような愛らしい見た目も特徴です。
le Roy Rene(ル・ロワ・ルネ)
1920年創業、南仏の老舗菓子メーカー「ル・ロワ・ルネ」、フランス人ではその名を知らない人はいないほど有名です。100年以上の長い歴史の中で培われてきた秘伝のレシピと製法を現代へと繋いでおり、特にプロヴァンス地方で作られる「カリソンプロヴァンス地方の伝統的なお菓子)」の3分の2はル・ロワ・ルネ社のものと言われており、その工房ももちろんプロヴァンス最大級です。