カルディコーヒーファームのスペシャルティコーヒー
「地球最後の楽園」と呼ばれ、アラビカコーヒーの生産条件に適したパプアニューギニア。
こちらのコルブラン農園のニコル・コルブラン氏が作るコーヒーは、アメリカの先進的なスペシャルティコーヒーロースターにも選ばれていましたが、日本への紹介は非常に少なかったコーヒーです。
味わいは、柔らかい口当たりにエルダーフラワーやマスカットの風味、黒糖を思わせる濃厚な甘みが特徴的。ルワンダやキリマンジャロのようなアフリカの良質なコーヒーのフレーバーを想起させられます。
ニコル・コルブラン氏より
親愛なる日本のコーヒーラバーの皆様に
あなたが手に取って下さったこのコーヒーは、パプアニューギニアの未開の高地から届けられたものです。
最高級品質のコーヒーを届けるため、一粒ひとつぶ丁寧に手摘みされ、精製・精選いたしました。
全て工程を丁寧にすることで、[地上最後の楽園]と呼ばれるパプアニューギニアの最高峰のアロマと味をお届けすることができました。
どうぞ、この最高峰のコーヒーをお楽しみください。
コーヒーへの情熱
湧き上がるコーヒーへの情熱は、私自身が実際に体験してきた中で培われてきました。
7歳に移住して現在67歳になるまで、パプアニューギニアのコーヒー自体が、私の人生を形作ったと言っても過言ではありません。
私のコーヒーの品質へのかける旅は、驚くような経験と冒険で溢れています。
次に何が起こるかわからないような土地で暮らして行く中で、コーヒーを育てることは、文字通り[挑戦]でしたが、
コーヒーへの変わらぬ想いと、そのコーヒーを最高のものに育て上げたいという情熱が、この歳になっても私を停めるものにはなりませんでした。
その想いが詰まったコーヒーが、コルブランのコーヒーとなります。
パプアニューギニアでこのような高品質のコーヒーを栽培するのに、何が一番困難だったか?
パプアニューギニアで、このレベルの品質のコーヒーを毎年栽培し続けるということが一番の挑戦です。
このような大きな変化が頻繁に起こる環境下で、一貫性を持ち続けるには、何が起こったかを正確に観察し理解し、
それに併せて、工程を微調整していくことが重要となります。
そのような調整を行うには、常にこの場所にいなければなりません。
そうしなければ、その変化を感じ取れることができないからです。
これからも、私の最高峰のコーヒーを目指す旅は続きます。高品質なコーヒーの価値を高く評価してくださる、日本のみなさんと一緒にその旅を続けていけることに対して心より歓びと感謝を申し上げます。