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2023.10.22 ワイン

ワイン担当が選ぶ! 家時間がもっと楽しくなる秋冬のおすすめワイン

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朝晩の涼しさに秋の気配を感じ、しっかりとした味わいの料理が食べたくなるこれからの季節におすすめワインをご紹介します。製法や品種による個性が楽しめるこだわりの詰まったワインを、ソムリエおすすめのマリアージュでゆっくりとお楽しみください。

この夏のおすすめスパークリング_ワイン担当イラスト

カルディコーヒーファーム ワイン担当
福島

〈(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ〉
ソムリエとして12年活動後、現在はカルディコーヒーファームのワインイベントを担当しています。

スパイシーでリッチなブレンド赤

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マノワール・グリニョン カベルネ・シラー

ワインには一種類のブドウ品種で造るものと複数のブドウを組み合わせて造るものがあり、複数のブドウをブレンドしたワインは品種それぞれの個性が融合した複雑な味わいに仕上がります。
フランスのラングドック地方で造られた「マノワール・グリニョン カベルネ・シラー」は、濃厚で飲みごたえのあるカベルネ・ソーヴィニヨンにスパイシーで力強いシラーを組み合わせた赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンにはまろやかなメルローや比較的軽やかなカベルネ・フランを合わせることが多いところ、スパイシーでパワフルなシラーを合わせた温暖なラングドックならではの珍しいブレンドです。
熟したプラムやカシス、スパイスの豊かな香りにほのかに樽のニュアンス。果実の甘みと豊かなタンニンがバランスよく調和した味わいが楽しめ、黒こしょうの効いた料理やおつまみと相性抜群です。特におすすめなのが、刺激的なブラックペッパーとクリーミーなチーズのコントラストが絶妙な「ブルサン ペッパー」。ワインのスパイシーさがピリッと辛いこしょうと重なり、甘みを感じる果実味がチーズのまろやかなコクにやさしく寄り添います。

ブルサン ペッパー

ブルサン ペッパー

ピリッとしたこしょうの刺激とフレッシュでクリーミーなチーズのコントラストは、シンプルながらもあとを引く美味しさです。ぜひワインと一緒にお楽しみください。

フレンチオーク樽のコクを感じる樽熟白

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アシオ・オトゥス シャルドネ

ワインを木樽に寝かせて熟成させる、樽熟成。樽の木目から酸素がほど良くワインに触れることで、ふくよかでまろやかな味わいになります。また、樽のバニラやトーストのような香りやタンニンが溶け出し、複雑な香りと深みのあるワインに仕上がります。
様々な素材でつくられる木樽の中でも特にフレンチオーク樽は柔らかく上品なオークの香りが特徴で、コク深い味わいのワインが造られます。「アシオ・オトゥス シャルドネ」はそんなフレンチオーク樽で4ヵ月以上熟成させた白ワイン。洋ナシや白桃のみずみずしい香りにアーモンドやホワイトペッパーのニュアンスが感じられ、豊かな果実味と生き生きとした酸を持ちながらも樽熟成ならではのまろやかさとコクも楽しめます。
このワインにぴったりな一品が、お肉や野菜がたっぷり入ったクリームシチュー。ワインのコク深さがシチューの濃厚な味わいに寄り添いながら、豊かな果実味と酸がじっくり煮込んだ具材の旨みを引き立たせます。

ベリーが香る、果実味あふれるカバ

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カバ ポエマ ブリュット・ロゼ

世界三大スパークリングの一つに数えられるスペインのカバ。一度発酵したスティルワインに酵母と糖を加えて瓶内で再度発酵させるシャンパーニュにも使われる伝統的な製法、瓶内二次発酵で造られていて、きめ細かな泡と深みのある味わいが楽しめます。一方、フランスのシャンパーニュ地方よりも温暖なカタルーニャ州を中心に造られているため、ブドウの成熟度が高く、シャンパーニュと比べて酸が穏やかで果実味が豊かなものが多いです。
「カバ ポエマ ブリュット・ロゼ」はフレッシュでフルーティなカタルーニャ州の土着品種、トレパットで造られたロゼスパークリング。トレパットらしいストロベリーやラズベリーの甘酸っぱい香りにドライトマトを想わせる凝縮感のあるニュアンスと瓶内二次発酵によるコクが感じられ、あふれる果実味とやわらかな酸のバランスが絶妙な一本です。
ワインの味わいを引き立たせるおすすめの料理は、サクサクに揚げたエビフライ。ワインのコクと豊かな果実味がエビの旨みを引き出し、細かく弾ける泡と衣のサクッとした食感が軽やかに重なり合います。

イタリアの古城で造られる、しなやかなフルボディ赤

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カステッロ・ディ・チゴニョーラ ドディチドティチ

イタリアの土着品種、バルベーラ種の栽培に長い歴史と伝統を持ち、上質なバルベーラができると評判のロンバルディア州チゴニョーラ地区。今からおよそ800年前、1212年に町の象徴として丘の上に建てられたカステッロ・ディ・チゴニョーラ(チゴニョーラ城)は現オーナーのモラッティ夫妻と国際エノログ連盟会長としてイタリア醸造界を牽引する醸造家、リカルド・コタレッラ氏によってバルベーラを中心に、様々なワインを造るワイナリーに変身。そこで造られるとっておきの一本が、フレンチオーク樽でゆっくり8ヵ月熟成させた赤ワイン「カステッロ・ディ・チゴニョーラ ドディチドディチ」。
ブルーベリーやフランボワーズを想わせる香りに、ナツメグやバニラ、マッシュルームの複雑なニュアンス。ジューシーな果実味にしなやかな酸味が流れるように調和し、緻密でシルキーな渋味が長く続くこのワインは、樽熟成によるコク深さも楽しめ、お肉や野菜の旨みが溶け込んだ濃厚なビーフシチューに良く合います。ワインの果実味と酸がお肉の旨みを引き立てながら、複雑な香りと余韻に続く繊細な渋みがシチューをより奥深い味わいに仕上げてくれます。

極旨ボルドー白

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ロナン・バイ・クリネ ブラン

柑橘類やハーブの爽やかな香りとフレッシュな酸味が特徴のワインが造られる白ブドウ品種、ソーヴィニヨン・ブラン。その爽やかな印象を活かすために単一品種で造る生産地が多い中、フランスの銘醸地、ボルドーでは伝統的にセミヨンとブレンドしたワインが造られています。
セミヨンで造られるワインは、貴腐ワインなどの甘口からキリッとした辛口までと幅広く、まろやかでコクのある味わいが特徴。フレッシュな印象のソーヴィニヨン・ブランと組み合わせることで、生き生きとした酸味となめらかなコクを兼ね備えたワインに仕上がります。
「ロナン・バイ・クリネ ブラン」は、高品質なワインの造り手として著名なワイン評価誌で高得点を獲得したことのある、ボルドーのシャトー・クリネが造る白ワイン。ソーヴィニヨン・ブランならではの柑橘系果実を想わせるフレッシュさと、カルダモンやサフランの艶やかなニュアンスを感じるセミヨンらしいコク深さが楽しめる1本です。
ぜひ合わせていただきたい一皿は、帆立のソテー。ワインのクリーミーなコクが帆立の甘みに寄り添いながら、すっきりとした香りと酸が後味を引きしめてくれます。

試してみよう!ワインと食のマリアージュ

「マリアージュ」とは、フランス語で「結婚」という意味の言葉。人と人とが惹かれあうように、ワインと料理にも相性があります。ぴったりのマリアージュを見つけると、美味しさも愉しさも1+1以上になりますよ!マリアージュの醍醐味は、料理の味わいとワインの風味が混然一体となって、同じタイミングで消えていくこと。ワインが料理に絡み、いわば最後のソースとして味わいを整えてくれます。 



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